光
「光る」と韻を踏む語——「自」「試」「四」が作る音の型
「光週」最終日は「光る」です。前日は「輝き」でした。名詞の「光」から始まった1週間が、動詞の「光る」で締めくくられます。
「自」「試」「四」が作る型
光るの完全韻を見渡すと、同じ字で始まる語がいくつも塊になっているのに気づきます。
「自」で始まる語:自覚・自活・自作・自殺・自宅・自白・自発。 「試」で始まる語:試作・試着・試薬。 「四」がらみの語:四角・4月。
字自体に意味的なつながりはあっても、韻を踏んでいるのはあくまで音(母音の並び)です。「自」なら「ジ」、「試」なら「シ」という音読みが、たまたま光る(ヒカル)の母音列に一致しているだけです。
光からここまで
光(意味が噛み合う漢語の海)、雷(画面に映らない隣人)、闇(対義語なのに無関係な日常語)、果てしない・限りない(同じ意味で別の韻)、虹(「イ」の音の密集)、輝き(正反対の響き)、そして光る(「自」「試」の型)。
「光」という一語から始まった7日間は、音と意味の距離がそのつど変わる7通りの関係を見せてくれました。
Raimzで「光る」を調べると、韻を踏む語のリストと発音がすぐ見られます。
「光週」はこれで終わりです。次週のテーマは「道」です。